ぴろ式

31歳、普通のおじさんのブログ

ブックカバーを断る勇気を持とう

「趣味は何?」と聞かれたら、最近は「読書と筋トレ」と答えています。100人いたら5番目ぐらいに本を読んでいる自信はあります。また、週2回はジムへ行き、お風呂に入る前は自重トレーニングをしたりしています。

2018年は120冊ぐらい本を読みました。多読は意味がない、という意見もありますが、自信をつけるために多くの本を読むのも悪くないなぁと思い、今年は様々なジャンルに手を出しました。小説、自伝、ビジネス書、実用系(手帳術や読書術)、心理学等…

そんな紙の本が好きな私から、どうでもいい提言なんですが、

 

書店でのブックカバー断りませんか?

 

本を買ったときに「ブックカバーはどうされますか?」と聞かれるあれです。

 

ブックカバーの存在理由って大きく二つあると思うんですが、

①大切な本を守る(せっかく買ったんやし)

②何を読んでいるのか周りの人に知られたくない(電車では、特に恥ずかしい)

おそらくこの2つではないでしょうか。

 

私もブックカバーを必ず付けてもらっていた時期もありました。確かに、日焼けもしないし埃まみれにもならない。電車では、周りの目を気にせずに読書ができます。ですが、ここ1年程は断るようにしています。その理由をここでは説明したいと思います。

 

理由①「ごみが増える」

単純にゴミが増えますよね。一冊分だけならいいですが、何冊ものカバーを捨てるとしたら、かなりの量になります。環境にもよくなさそうです。そもそも捨てるの面倒。

 

理由②「積読が増える」

カバーを付けると本のタイトルがわからなくなります。そして、その本の存在感が薄くなるので、そのまま本棚の肥やしになることも多々あります。たまに本の整理をしていると、「こんな本買ってたのか!」ということもあります。カバーを付けなければ、「そういえば、あの本まだ途中までしか読んでなかったっけ?」と気づき、読破できる可能性が高くなります。

 

理由③「本をきれいに扱う必要はない」

そもそも1,000円から2,000円の本をそこまで綺麗に扱う必要はないのではないでしょうか。「放り投げて遊べ」とか「破り捨てろ」とか言っているのではなく、もっと本を汚す勇気を持ってもらいたいということです。ページの端を折ったり、重要なところに線を引いたり、自分がその時に感じたことを記入したりして、教科書にするようなことを、もっと普通の本にもしてもいいのではないでしょうか。もちろん読み終わった後は、古書店では売れないかもしれませんが、小事です。後ほど手にする小銭より、自分の血肉になる読書のほうが有意義なのは間違いないです。1,000円のシャツってそんなに大切に扱いませんよね。

 

理由④「もっとアピールしよう」

あなたがその本を買ったということは、何か光るものをその本に感じたからだと思います。あなたに手を出させた何かがその本にあるはずです。それをもっとアピールしませんか?あなたがその本を電車の中で宣伝するんです。カバーを付けているとタイトルもわからないので、訴求していきません。もっと堂々と読書しましょう。一見弱点にも思える、紙の本の「読んでいる本が周りにばれる点」をもっと活用しましょう。電子書籍にはない素晴らしい利点です。

 

以上が私が考えるブックカバーを断るべき理由です。書店側の言い分は無視して考えてみました。一度書店員さんの意見も聞いてみたいなぁ。