ぴろ式

31歳、普通のおじさんのブログ

今更2020年のふりかえり

今更ですが、2020年の振り返りをしたいと思います。

 

振り返りも来年の目標設定も12月中にしたほうがいいというのはわかっているんですが、ずぼらな私にはなかなかできません。

 

ブログに残しておけば、履歴にもなるし便利。まわりまわって誰かの参考になれば幸いです。主にできたことと、そこで感じたことを棚卸していきたいと思います。

 

■仕事面

1、提案や勉強会開催

データベース利用の提案やExcel勉強会などが開催できた。うちの会社ではナレッジを共有する文化が皆無なので、自分が知っていることを人に伝える活動を今年も継続していきたい。生産性向上のカギはこういう地味な草の根活動にあると思う。

 

2、新入社員への研修

マンツーマンで担当。新入社員への研修って嫌がる人が多いけど、私はその職務を自分がどれだけ理解しているかの物差になるので、嫌いじゃない。人に教えることが最大のアウトプット。今後も担当していきたい。

学びを結果に変えるアウトプット大全

 

3、転職活動

7月から数か月間転職活動をした。結局面接は3社しか受けなかったけど、履歴書・職務経歴書の作成はとても有意義で、キャリアの棚卸にもなった。併せて転職活動をすることで、自分の市場価値のなさにも気づけた。結局今目の前にある仕事にどれだけ価値を付けられるかが大切。今年も定期的に職務経歴書をアップデートしていきたい。むしろ職務経歴書を充実させるために仕事をしていきたい。

 

■プライベート

1、レーシック手術

3月にレーシック手術を受けた。ホリエモンの著書を読んですぐに資料請求し、手術を受けることを決めた。安くない手術費だったけど、もう数年早く受けてもよかったと思えるほどQOLが上昇。眼鏡とコンタクトのない生活がこんなに楽なものだったとは。今は髭脱毛を検討中。朝の10分を節約したい。

「め」は大事 (HIU編集学部)

 

2、ギター

10年程前に買ったけどずっと放置していたギター。在宅勤務が始まった4月頃からYouTubeを見ながら練習するようになった。Fもうまく弾けないし、なんならGも指が怪しいレベルだけど、楽器が身近にある生活は幸福度が違う。場所もあまりとらないし、ひとりで弾き語りもできる。もっと早く始めとけばよかったなぁと思えるほど楽しい。

 

3、予備校通い

今年の6月の簿記受験のため、11月下旬から資格の予備校へ通っている。ずっと簿記1級をとりたいと思っていた。勉強へとりかかる覚悟がなかなかつかなかったけど、予備校の資料を取り寄せると、偶然にも家から近い会場で簿記1級コースの説明会が実施されるとのこと。偶然にもその日はオフだったので、説明会へ。半年コースか1年コースか悩んだけど、1年も勉強するのは厳しいと判断し、短期決戦を決意。その分今勉強に苦しんでいる。

 

だいたいこんな感じですかね。できなかったことも多いですが、やろうかどうか悩んでいることは気軽に始めるべきだなと感じた1年でした。その分失敗も増えるけど、それは挑戦できたことの証です。それで人生が好転すれば儲けものです。お金や時間など制約は多いですが、今年も挑戦の1年にしたいですね。

できない人をバカにする社会に未来はない

テレビ番組アメトーークの企画に「運動神経悪い芸人」と「踊りたくない芸人」というのがあります。ゴールデンのスペシャル回にも放送されることから、なかなかの人気企画と思われます。

 

でも私はこの2つの企画が大嫌いです。

 

2つの企画に共通するのは、運動やダンスが苦手な人にスポットライトをあて、それを笑いものにすること。

これはアメトーークに限った話ではないです。日本のテレビ番組では似たような企画は多くあります。クイズ番組もそうです。間違った人を、出演者全員で笑うシーンはよくありますよね。見ない日はないんじゃないか?と感じる程、笑いの王道になっています。

 

確かに何も考えずに見ると面白いんです。

彼らがホントに運動神経が悪いのか、踊りが下手なのかはわかりません。でも、その動きや表情などが、滑稽に見え、かなり面白いんです。

 

でも、そろそろこういう笑い方やめませんか?

 

できない人をバカにする社会に未来はない

 

大げさに書いてますが、これは常々感じていることです。

何かを始めたばかりの人は、下手なことが多いです。どうせ笑われるから「人前で披露するなんて無理」って感じてしまうことも多いですよね。

でも、できないからこそ多くの人に見てもらって、フィードバックをもらうべきです。前向きなフィードバックは、成長を加速させるはずです。

 

できない人をバカにすることは、チャレンジしづらい社会につながっています。トライ&エラーをしづらくしてるんです。

できない人を笑うのではなく、そのがんばりを称賛することが、チャレンジしやすい社会につながり、延いては人々の幸せにもつながっています。

 

5年程前に話題になった、クリスティアーノ・ロナウドの対応。カメラの前だから紳士的な対応をしたのかもしれませんが、こういう人をもっと増やしていくべきです。(2:25あたりからの対応です)

 


MTG x Cristiano Ronaldo "Athletic Beauty Project" press conference

 

身体に染み付いた「できない人を笑う」クセはなかなか抜けるもんじゃないです。が、意識して少しずつやめていきましょう。

 

上述したアメトーークの二大企画については、テレビ局にクレームは入ってるはずです。クレームもいいんですが、一番いいのは、「そういう企画は見ない」という選択。視聴率が落ちれば、そのうちなくなるでしょう。

アメトーーク自体は大好きです。是非、「仮面ライダー芸人」や「スニーカー芸人」など、好きなことをおもしろおかしく語る企画をもっと増やしてください!

 

以上、できない人を笑うのはやめようというお話でした。子どもたちがもっとチャレンジしやすい世の中を作っていきましょう(我々大人もですね)。

 

ではでは。

転職下手な日本人ー積極的に年下の人に教えてもらおう!ー

ひと昔前よりマシになったとは言え、日本では転職がまだ一般的ではない。すぐに転職する人を見て、「根性なし」と心のどこかで思ってしまうのではないでしょうか?私もそのひとりでした。でも、もっと気軽に自分が所属する組織を変えられる社会になれば、今苦しい思いをして働いている人を救える気がします。

 

やはり何かに依存して生きるのって苦しい。日本の子どもたちはその典型で、おそらく学校と家庭が自分の世界のほとんど。今はインターネットが広まって、以前よりは広い世界を見れるようになってるけど(インターネットの一番いいところ)、それでも直接関わる家族や学校の友人、先生などの影響力が一番強いのは言わずもがな。

 

もっと各々が幸せになるためには、気軽に物事をやめる機会を増やすべきだと、のもときょうこさんも下記の著書で述べています。

 

これはまさしくその通りで、私も25歳で会社を退職するまで、自分で辞める決断をしたことは数えるほど。ちょっと嫌だけど卒業までは続けよう、途中で辞めるのは根性なし、私はそんな人ではない、と比較的自分に厳しく生きてきました。

 

勤勉で多少の嫌なことも最後までやり抜く力は確かに尊い。でも、本書のマレーシアの事例にもあるように、やめていく人が多い世界でも、社会はちゃんと機能しているんですよね(もちろん、多少不便は増えるかもしれないけど)。

 

日本社会が少し不便になっても、働いている人がもう少し幸せになってほしい。最近はそう思うようになりました。

 

日本人が転職下手なのは、そもそもやめる経験が足りていないから。確かにそうです。

長く同じ会社にいるほうが、待遇面で「得」なのも、転職に踏み切れない要素のひとつ。

 

あとは何かあるかなといろいろ考えていたんですが、

年下に教えを乞うのが嫌(苦手)な人が多いのでは?と最近思いいたりました(特に男性の場合は)。

 

例えば、33歳の私が未経験の職種、業種にチャレンジした場合、おそらく20代後半の人に指導を受ける可能性が高いです。現場での責任者レベルですね。年下の人に教えを乞う可能性が高い。

転職活動でたまに聞かれたのは、「先輩が年下でも問題ないですか?」という質問。

 

日本では(韓国でもそうみたい)、年齢による上下関係が基本。年上は敬うべき存在です。それが転職なんかすると、年下上司が普通になります。上司は年上に指導しないといけない、部下は年下に頭を下げないといけない。お互い若干ストレスです。

 

おそらく飛び級も留年もない小中学校での横並び教育や、クラブ活動での厳しい上下関係の影響なんだと思います。

 

本の学校教育では、同年齢と友達になり、年上は先輩、年下が後輩が基本。年上は教えてもらう存在であり、年下は教えてあげる存在です。

それが社会に出て、転職なんかしちゃうと、その力関係は一気に崩れてしまいます。

「今更若い奴らに教えてもらうのもなぁ」というクソどうでもいいプライドがボトルネックになり、転職に踏み切れない、もしくは今の環境にストレスを感じてる人って結構多いのではないでしょうか?特に男性(おじさん)。

 

これを解消していくには、教育制度から変えていく必要があるんですが、一個人にそんな力はありません。

であれば、年上に教える経験、年下に教わる経験をコツコツ積んでいくしかないんです。

取り組みやすいのは、年下に教わる経験。

どう考えても、年上に「教えてあげるから」とアプローチするより、年下に「教えてください」と頭を下げる方が楽ですよね。

 

別に今すぐ転職すべき!と説いているわけではありません。いざという時のために、転職を視野に行動すべきなのは反論はないかと思います。本業で実績を積むのはもちろんですが、心の面でも柔軟に準備しておくべきだということです。

 

私は柔道の指導員をしています。小中学生の子どもたちに柔道を教えています。

中学生ぐらいになると、私より体が大きく強い子どもは普通です。1年前まで勝てていたのに、今はガンガン投げられる。それが普通です。

今でも負けると悔しいんですが、最近は「今どうやって投げたん?」とか「技の入り方教えて」「どうやって組むのがいい?」と尋ねるようにしています。33歳のおじさんが15歳の子どもに。私が18歳の時に生まれてきた子どもたちに。

初めは気恥ずかしい部分もあったんですが、やはり教わる経験を重ねていくと慣れてくるんですよね。考えてみると、年齢なんか関係なくて、優秀な人に教えてもらうのは普通ですよね。それが長年の経験から、年齢が行動を制限する足かせのようになってしまっているだけなんです。

 

特に30歳を超えたあたりから、年下に教えてもらう経験を積極的に増やしていくべきです。スポーツ、音楽、勉強、なんでもいいと思います。自分から教わることを求めていかないと、どんどん機会が減ってくる、30歳ってそのぐらいのタイミングです。

 

人生は100年時代です。5年後でさえ自分がどうなってるかは誰にもわかりません。やりたいことがある、受け入れてくれる場所もある、でもそこにいる人の年齢がちょっと…っていう状態はすごいもったいないですよね。

 

以上まとめると、

・幸せになるために、日本人はもっとやめる(転職)回数を増やそう!

・いつでも転職できるよう、年下の人に教わる機会を増やそう!

 

本当は年齢なんか意識しない世の中が一番ストレスフリーなのかもしれませんが…。

ではでは。

プロフィール写真の撮影をプロに依頼しました。

コロナ対策の給付金が振り込まれました。まさか2020年にもなって、通帳のコピーをとり、はさみで切り取り、のりで台紙にはりつけ、ポストに投函するという作業がまだ残っているとは思ってもみませんでした。あれをチェックする仕事を考えると。。いい加減電子化してよ。

 

それはさておき、せっかくもらった10万円なので、普段使わないものに使おう!と思い、SNSマッチングアプリ用のプロフィール写真の撮影をプロにお願いしました。使ったのは下記サイト。

 

https://our-photo.co/

Our Photoという個人とプロのカメラマンをつなぐサービスです。使い方はとても簡単で、場所や日時、用途を検索し、気に入ったカメラマンに依頼するだけ。支払いもクレジットカードが使えます。撮影前にサイト上のチャットツールで、写真への希望、撮影場所や集合場所などを打ち合わせします。私はこういう撮影は初めてだったので、撮影場所に関しては、おススメを聞いて決めました。

 

で、先日撮影してもらいました。少し大きな公園にて、晴れ→曇→小雨というバラエティに富んだ天気の中で、約1時間ひたすら撮られました。結果撮ってもらった写真はこんな感じ。

 

f:id:tanayanak:20200613124531j:plain

プロフィール写真とかでよく見る感じ!やっぱりプロは違います。

全身ユニクロですが、まぁそれなりの写真が撮影できました。

何でも経験しないとわからないものですが、長時間「自分だけを撮られる」のって初めてでした。

 

疲れた。

 

もうちょっと笑顔がうまくなりたい。

やりたいことなんかない新社会人への3つの提言

さて、世間は春。始まりの季節です。まぁ今年はそんなこと言ってる時世ではないかもですが、弊社にも新卒の方が数名入ってまいりました。私は2009年卒なので、もう11年も前の話です。おじさんになると若い人にアドバイスしたくなるのですが、おっさんから直接アドバイスされるウザさはまだ覚えているので、このブログに書きたいと思います。

適当に就職活動をし、「やりたいことなんかないよ」とあまり将来に希望を持っていない若者への提言です。まぁ、11年前の自分への提言でもありますw

 

① やりたいことなんかなくていい

これにつきます。大人は子どもに夢を聞くことが大好きです。「大きくなったら何になりたい?」「夢は何?」「どんな仕事がしたい?」

もうね、うんざりしますよね。私は子どもの頃から特にやりたいこともなく、上のようなことを聞かれた場合は適当に答えていました。上からの「夢を持て」という圧力が凄まじく、まるで夢を持っていない者がダメであるかのような風潮です。それを大人になっても引きずってる人、多くないですか?

私も夢や目標を持って努力している人が好きです。実際自分もそうありたいと思っています。ワンピースやルーキーズ、あひるの空も大好きですし、夢に向かって努力する姿に涙することもあります。

が、夢を持つ必要はないとも思っています。どっちでもいいんですよね。目の前のことをひとつずつこなし、行き当たりばったりで進んでいく人生があってもいいんです。夢を持って頑張っている人の輝きに、目がくらむこともあります。でも、あなたは今のままでも十分素晴らしいのです。

 

② 得意を伸ばせ

やりたいことはない。が、金を稼がないと生きていけない人が大半です。そういう人はまぁなんとなく1年ぐらい働いてみましょう。1年が途方もなく長く感じる場合は、3か月でもいいです。その期間で自分の得意分野を見つけましょう。得意を見つけるコツは、「周りの人より簡単にできた(習得できた)」「あんまり苦しくない」「ちょっと楽しい」ぐらいでしょうか。ホントになんでもいいんです。

 

11年前の自分を思い出すと、

仕訳入力:間違いを発見するのが早い

メールでの追客:わかりやすい文章や資料作成

ITツールの活用:Excelなど

 

※現在私は財務部門で予算管理を担当しています。BIツールやExcelを駆使し、管理会計用の資料や、経営陣への報告資料を作成するのが主な仕事です。10年前は不動産の営業をしていたのですが、今は割と得意なところに行きついた感じです。もちろん所々で「決断」は必要ですが…。

 

重要なのは「好きじゃなくてもいい」ということです。もちろん「好き」と「得意」が重なる分野があれば最高なんですが、まずは「得意」を重視しましょう。そのうちその「得意」が「好き」を連れてきてくれます。

「得意」が見つかれば、少し勉強してみましょう。勉強の方法がわからない?私のおススメは、街で一番大きな書店へ行くこと。Amazonじゃなくて、リアル書店に行ってください。

凡人が見つける得意分野は、もう誰かが極めてくれています。そして大抵の人はそれを出版という形で残してくれています。大量の本の中から、自分が得意だと思った分野の本を一冊選んでください。そしてそれを読んで勉強してください。「もっと知りたい!」と思えば、もう1冊購入。そしてもう1冊。ほとんどの大人は勉強しないので、本を買って勉強したあなたは、周りより一歩リードしたことになります。

 

③睡眠時間は死守しろ

最後は健康の話です。夜遅くまで働いて結果を残す(がんばってるアピールをする)時代は終わりました。もしあなたが今いる会社がそれを強要してくる会社なら、転職の準備を淡々と始めましょう。つらいところで頑張り続ける必要はないです。

私は夜12時まで働くのが当たり前の会社で3年間勤務しました。ある日会社へ行けなくなり突然退職、その後半年ほどは後遺症で働けなくなりました。若いからと言って頑張りすぎる必要はないです。8時間ぐらい寝られたら幸せですよね。

 

以下は私が好きな小説の一説。人間これぐらいのゆるさで生きてもいいと思います。

「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中にはえる必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、誰がシロクマを責めますか」

 

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

 

 

他人の評価にどこまで依存すればいいのか

気づけばもう半年ほどブログを書いていませんでした。少しでもいいからアウトプットする習慣を継続したいものです。

 

タイトルは最近思ったことです。

実は現在勤務している会社の正社員登用試験に合格いたしました。ダメだったらもう転職しようと覚悟して挑んだので、純粋にうれしいです。やっぱり「お前が必要だ」と評価されるってうれしいんです。周りの正社員に実力では負けてはいないと思ってましたが、そういう「自信」ってやっぱり他人の正式な評価が加味されるほど、より確固たるものになるのかも。

「自己肯定感」を題材にした本には、「今の自分を無条件に受け入れ認める」ことの重要性がよく説かれています。こんな自分でもOKと思えることが大切だと。でもそれってやはり難しいんですよね。

自己肯定感と自信は違うというのはわかります。自己肯定感があるから、健全な自信が生まれるというのもわかります。

でも私の中では、「努力」→「成果や実績」→「他人の評価」→「自信」→「自分を受け入れる余地」→「自己肯定感UP」という順番が通常モード。何かうまくいった過去や他人に認められた実績があるから自信が生まれるイメージです。大多数の方はそうなんじゃないでしょうか。

ただ、他人の評価に依存しすぎるのは危険なのもわかります。なぜなら、他人に一切評価されなくなった時に、自分を受け入れられなくなるから。

私が無職だったころ、自分の居場所はなく誰にも評価されず、「この世に自分を必要としてくれる人は誰もいないんじゃないか」という思いを常に抱いていました。鬱っぽくなり、何の希望も見出せませんでした。そんな時に、こんなできそこないの自分にもOKを出せる自己肯定感を持っていれば、少し違った結果になったのかもしれません。

どこまで他人の評価に依存していいのか。一度誰か近しい人に相談したいのですが、ニッチな悩み過ぎて、未だにできずにいますw

社会人歴10年、後悔していること10個

働き始めて10年。途中空白期間やフリーターの期間がありましたが、なんとか生き抜いてこられました。振り返りのため、まずは後悔していることを残しておきます。なお、社会人になってからのことですので、そもそもの入り口である就職活動に失敗したことは除いています。この記事を読んで、少しでも救われる方がいてくれたら幸いです。

 

1、視野が狭くなりすぎた

営業職時代(22~25歳頃)に仕事だけにフォーカスしすぎたなぁと。そういう時期を過ごすことも必要だという意見もありますが、自分には合わなかったです。誰かが「会社以外にも2つぐらいの組織に所属して、視野が狭くならないようにすべき」とTwitterでつぶやいていたのですが、これは本当にその通りだなと最近感じます。

世の中にはいろんな仕事があります。いろんな性格の、いろんな価値観の人がいます。いろんな会社があり、あなたのその力を必要としている場所もきっとあります。ひとつめの場所(会社)が合わなくても大丈夫です。視野を広く持ちましょう!

 

2、苦手なことを伸ばそうと努力しすぎた

 苦手なことは努力して克服すべき!と本気で考えていました。営業の仕事を始めたのも、人見知りな性格をどうにかしたい、もっとアクティブに人と関わりたいと思ったから。なんとか営業ができるようになろうと、必死に努力しました。BtoCの個人営業ぐらいできないと、どこに行っても通用しないと自分を追い込みました。売上が上がっている人の営業方法を無理やり真似したりもしました。でもやっぱり本質的に苦手なことって苦手なんですよね。

当時よく言われた「努力すれば営業は誰でもできるようになる」という言葉。その時は本気でそう思っていました。これが洗脳というやつです。最近は「やっぱり苦手なことって、努力しても伸びしろ少なくない?」と考えるようになりました。

「継続は力なり」というのは真実だと思います。が、苦手なことって「嫌い」なことが多い。続けているうちに、嫌いが好きになればラッキーですが、嫌いなまま継続しても「マシ」にはなりますが、所詮その程度なことがほとんどな気がします。苦手なことはほどほどに、得意なことをのばしましょう!

 

3、長時間働くことが美徳だと勘違いしていた

 20代前半ってやっぱり体力があったので、毎日夜遅くまで働いていました。売上げが中々上がらなかったので、夜遅くまで資料を作ったり、追客を行ったり、繁忙期は夜中の12時まで職場にいることが普通になっていました。長時間働くことが美徳であり、それが自分の成長にもつながると考えていました。7~8年前のことですが、ホントアホでした。当時の私に、「どうせ大して数字あがれへんから、早く帰って早く寝て明日ちゃんと働け」と伝えたい。睡眠は大切です!

 

4、ダラダラと交際してしまった

全然毛色が違う、女性とのお付き合いの話。私はホントにクズなので、「好きだ!」と思って付き合った女性でも半年もすれば飽きてしまいます。今までお付き合いさせていただいた女性は全員そうでした。加えて、その後もズルズル付き合ってしまうのが質の悪いところ。あまりにもすぐに別れるのもどうかと思いますが、縁を切る覚悟を持つことも相手のことを思ってこそです。どんどん別れましょう!

 

5、心と体を壊すまで仕事に打ち込んでしまった

 またこんな話です。先ほどの③とほぼ同じ内容です。最近よく言われる「ワークライフバランス」ではないですが、一番大切なのは自分の体です。心や身体が悲鳴を上げる前に、自分に正直になりましょう。助けてくれる家族がいるなら、どんどん頼りましょう。しんどければ病院に行きましょう。特に心は大切です。しんどい時は休みませしょう!

 

6、高額な生命保険に入ってしまった

 高額な生命保険は不要です。特に貯蓄型の保険は絶対不要。そもそも20代独身なら、医療保険も不要です。どうしても不安な方は、ネット系の安い医療保険に入りましょう!

 

7、煙草を吸い過ぎた

完全禁煙しているわけではないのですが、最近は居酒屋に行った時ぐらいしか吸いません。ストレス→喫煙→ストレス→喫煙のスパイラルは体にかなり負担がかかるようです。身の丈に合わない買い物をしたら、煙草なんて買う余裕がなくなります。禁煙したい若者は車を買いましょう! 

 

8、石の上にも三年と思い、ブラック企業に3年間も在籍してしまった

 またまた仕事の話。ブラックな会社ってあるんですよね。逆にホワイトに努めている会社もまぁまぁあります。日本の社会のため、ブラックな会社に勤めている方はできるだけ早く脱出しましょう。あなたがいなくてもその会社は動き続けますが、あなた自身がこの世からいなくなると悲しむ人が大勢います。

ブラック企業は社会の病理です。社会のためにもブラック企業は根絶すべきです。スパっと辞めましょう!

 

9、25歳で「もう若くない」と自分を追い込んでしまった

何をそんなに焦っていたのかと問いたい。 1社目の会社を辞めた時、私は25歳でした。突然仕事に行かなくなった私は、両親に助けられ実家に連れ戻されました。心も身体もボロボロでした。そのまま退職。(数か月後直属の上司が脳梗塞で半身不随になったそうです。他人事じゃない)

貯金20万(これは自分のせい)、大した経験や資格もない、何よりも働く意欲がありませんでした。おそらく病院に行けば「鬱」と診断されていたはずです。

父親にも「25歳なんてまだまだ若い。これからまたやり直せばいい」と励まされました。が、当時の私には「1社目でドロップアウトした奴は、どこに行っても使い物にならない」という謎の強迫観念がありました。あれから7年経ちましたが、今では思います。25歳ってマジでめちゃめちゃ若い!

ちょうど地元の同窓会があったりして、仕事をしてない自分が情けなく思えたり、実際にそこをいじってくる友人もいたりと、自分なりに焦っていたんだと思います。でも、もし今、私と同じように25歳でひとつめの会社をドロップアウトしてしまった人がいれば、こう伝えます。

おめでとう!実は25歳ってけっこー何でもできるんだよね!また学校に行くのもいいし、少し長い期間旅行するのも最高!独学で何か勉強するのもいいし、アルバイトしながら色々考えるのもいいよね!どうせ70歳まで働く社会になるんだから、22歳から働き始めたとしたら、48年?48分の1とか48分の2とか百分率で言ったら、2%~4%!もう誤差ですよね。

で、君は次、何したい?

 

10、好きな人に好きと伝えられなかった

最後はよく聞く恋愛系のあれです。ベタですが、好きな人には多少カッコ悪くても「好き」って伝えましょう。特に若ければ若いほど、その時の恥ずかしさなんて「屁」みたいなもんです。あなたがその人といられる時間は思っているより長くない。遠くに行ってしまえば忘れさってしまうかもしれないし、やっぱり未練が残って中々忘れられないかもしれない。本気で好きならなんとかして好きと伝えましょう!

 

以上全然MECEになってませんが、32歳独身男の10年間の後悔でした。後悔も多いんですが、「あの時ああしておいてよかった!」と思うことも実は多いんですよね。それはまた後日。