ジョブローテーションは絶対に必要
要は部署間の異動は、絶対必要というお話。
以前私が働いていた不動産会社は、離職率が非常に高く、
3年も続ければ、社歴が長いほうでした。
常に人材不足だったので、営業所間での異動は頻繁にあり、私はほぼ半年ごとに事務所を異動していました。
厳密に言うと、職種は個人向け営業なので、ジョブローテとは違うけど、
商材が不動産なので、何から何まで覚えなおし。
エリアの道はもちろん、物件の場所・名前、オーナーさんの名前・特徴、管理会社の癖など、覚え直さなくてはいけないことは多く、私の場合、異動後は売上が落ちるのが当たり前でした。
が、もちろんデメリットばかりではなく、メリットもありました。
・違うエリアを知っているおかげで営業の幅が広がる
・たまたま自分がいたエリアの情報を求めているお客さんには営業をかけやすい
・広いエリアでの営業が可能になる
などなど、色々ありますが、
やはり1番は
マンネリ化を防げるではないでしょうか。
今の会社に入って4年、同じ部署で同じ仕事を4年続けていると、
ほぼ「無」の状態でもルーティンはこなせるようになります。
また、ちょっとしたトラブルでも、過去に経験したことがあるので、なんとか処理できます。
仕事ができるようになったと言えば、聞こえがいいですが、
やはり刺激はほぼない状態です。
そんな中でも、何か新しいことに挑戦すべき
改善すべき点は山のようにあるので、今の場所で自ら行動すべき
同じ場所でより長い期間働き、結果を残し続けている人もいる
職人のように、何年も下積みが必要
なーんていう意見もあるのは承知していますが、
私は凡人なので、自分の気持ちに嘘がつけないのです。
やっぱり4年も続けていると飽きてきます。
モチベーションが全く上がらない。
以前は生産性を落とすぐらいなら、
皆同じ場所で同じことを淡々とこなすべき、という考えでしたが、
今は違います。
ひとつのことをある程度こなせるようになれば、どんどん他のことにも挑戦すべき
その中で「これだ!」と思うものがあれば、そこにコミットする
飽きれば、次のことに挑戦する
そんな形を同じ会社で実現できるのが、ジョブローテーションだと思います。
夫婦共働きが当たり前の時代に、転勤を伴う異動は減らしていくべきだとは思いますが、ジョブローテーションは絶対必要。
ホントは気楽に別会社へ転職できる社会が、一番理想的なんですけどね。