ぴろ式

31歳、普通のおじさんのブログ

社会人歴10年、後悔していること10個

働き始めて10年。途中空白期間やフリーターの期間がありましたが、なんとか生き抜いてこられました。振り返りのため、まずは後悔していることを残しておきます。なお、社会人になってからのことですので、そもそもの入り口である就職活動に失敗したことは除いています。この記事を読んで、少しでも救われる方がいてくれたら幸いです。

 

1、視野が狭くなりすぎた

営業職時代(22~25歳頃)に仕事だけにフォーカスしすぎたなぁと。そういう時期を過ごすことも必要だという意見もありますが、自分には合わなかったです。誰かが「会社以外にも2つぐらいの組織に所属して、視野が狭くならないようにすべき」とTwitterでつぶやいていたのですが、これは本当にその通りだなと最近感じます。

世の中にはいろんな仕事があります。いろんな性格の、いろんな価値観の人がいます。いろんな会社があり、あなたのその力を必要としている場所もきっとあります。ひとつめの場所(会社)が合わなくても大丈夫です。視野を広く持ちましょう!

 

2、苦手なことを伸ばそうと努力しすぎた

 苦手なことは努力して克服すべき!と本気で考えていました。営業の仕事を始めたのも、人見知りな性格をどうにかしたい、もっとアクティブに人と関わりたいと思ったから。なんとか営業ができるようになろうと、必死に努力しました。BtoCの個人営業ぐらいできないと、どこに行っても通用しないと自分を追い込みました。売上が上がっている人の営業方法を無理やり真似したりもしました。でもやっぱり本質的に苦手なことって苦手なんですよね。

当時よく言われた「努力すれば営業は誰でもできるようになる」という言葉。その時は本気でそう思っていました。これが洗脳というやつです。最近は「やっぱり苦手なことって、努力しても伸びしろ少なくない?」と考えるようになりました。

「継続は力なり」というのは真実だと思います。が、苦手なことって「嫌い」なことが多い。続けているうちに、嫌いが好きになればラッキーですが、嫌いなまま継続しても「マシ」にはなりますが、所詮その程度なことがほとんどな気がします。苦手なことはほどほどに、得意なことをのばしましょう!

 

3、長時間働くことが美徳だと勘違いしていた

 20代前半ってやっぱり体力があったので、毎日夜遅くまで働いていました。売上げが中々上がらなかったので、夜遅くまで資料を作ったり、追客を行ったり、繁忙期は夜中の12時まで職場にいることが普通になっていました。長時間働くことが美徳であり、それが自分の成長にもつながると考えていました。7~8年前のことですが、ホントアホでした。当時の私に、「どうせ大して数字あがれへんから、早く帰って早く寝て明日ちゃんと働け」と伝えたい。睡眠は大切です!

 

4、ダラダラと交際してしまった

全然毛色が違う、女性とのお付き合いの話。私はホントにクズなので、「好きだ!」と思って付き合った女性でも半年もすれば飽きてしまいます。今までお付き合いさせていただいた女性は全員そうでした。加えて、その後もズルズル付き合ってしまうのが質の悪いところ。あまりにもすぐに別れるのもどうかと思いますが、縁を切る覚悟を持つことも相手のことを思ってこそです。どんどん別れましょう!

 

5、心と体を壊すまで仕事に打ち込んでしまった

 またこんな話です。先ほどの③とほぼ同じ内容です。最近よく言われる「ワークライフバランス」ではないですが、一番大切なのは自分の体です。心や身体が悲鳴を上げる前に、自分に正直になりましょう。助けてくれる家族がいるなら、どんどん頼りましょう。しんどければ病院に行きましょう。特に心は大切です。しんどい時は休みませしょう!

 

6、高額な生命保険に入ってしまった

 高額な生命保険は不要です。特に貯蓄型の保険は絶対不要。そもそも20代独身なら、医療保険も不要です。どうしても不安な方は、ネット系の安い医療保険に入りましょう!

 

7、煙草を吸い過ぎた

完全禁煙しているわけではないのですが、最近は居酒屋に行った時ぐらいしか吸いません。ストレス→喫煙→ストレス→喫煙のスパイラルは体にかなり負担がかかるようです。身の丈に合わない買い物をしたら、煙草なんて買う余裕がなくなります。禁煙したい若者は車を買いましょう! 

 

8、石の上にも三年と思い、ブラック企業に3年間も在籍してしまった

 またまた仕事の話。ブラックな会社ってあるんですよね。逆にホワイトに努めている会社もまぁまぁあります。日本の社会のため、ブラックな会社に勤めている方はできるだけ早く脱出しましょう。あなたがいなくてもその会社は動き続けますが、あなた自身がこの世からいなくなると悲しむ人が大勢います。

ブラック企業は社会の病理です。社会のためにもブラック企業は根絶すべきです。スパっと辞めましょう!

 

9、25歳で「もう若くない」と自分を追い込んでしまった

何をそんなに焦っていたのかと問いたい。 1社目の会社を辞めた時、私は25歳でした。突然仕事に行かなくなった私は、両親に助けられ実家に連れ戻されました。心も身体もボロボロでした。そのまま退職。(数か月後直属の上司が脳梗塞で半身不随になったそうです。他人事じゃない)

貯金20万(これは自分のせい)、大した経験や資格もない、何よりも働く意欲がありませんでした。おそらく病院に行けば「鬱」と診断されていたはずです。

父親にも「25歳なんてまだまだ若い。これからまたやり直せばいい」と励まされました。が、当時の私には「1社目でドロップアウトした奴は、どこに行っても使い物にならない」という謎の強迫観念がありました。あれから7年経ちましたが、今では思います。25歳ってマジでめちゃめちゃ若い!

ちょうど地元の同窓会があったりして、仕事をしてない自分が情けなく思えたり、実際にそこをいじってくる友人もいたりと、自分なりに焦っていたんだと思います。でも、もし今、私と同じように25歳でひとつめの会社をドロップアウトしてしまった人がいれば、こう伝えます。

おめでとう!実は25歳ってけっこー何でもできるんだよね!また学校に行くのもいいし、少し長い期間旅行するのも最高!独学で何か勉強するのもいいし、アルバイトしながら色々考えるのもいいよね!どうせ70歳まで働く社会になるんだから、22歳から働き始めたとしたら、48年?48分の1とか48分の2とか百分率で言ったら、2%~4%!もう誤差ですよね。

で、君は次、何したい?

 

10、好きな人に好きと伝えられなかった

最後はよく聞く恋愛系のあれです。ベタですが、好きな人には多少カッコ悪くても「好き」って伝えましょう。特に若ければ若いほど、その時の恥ずかしさなんて「屁」みたいなもんです。あなたがその人といられる時間は思っているより長くない。遠くに行ってしまえば忘れさってしまうかもしれないし、やっぱり未練が残って中々忘れられないかもしれない。本気で好きならなんとかして好きと伝えましょう!

 

以上全然MECEになってませんが、32歳独身男の10年間の後悔でした。後悔も多いんですが、「あの時ああしておいてよかった!」と思うことも実は多いんですよね。それはまた後日。